どんな支援なのだろう?

スクールソーシャルワーカー(SSW)の集まりに参加した。 県でもSSWの人数が増えているようだけれど、退職された先生などがSSWとして学校に入っておられるところが増えているように感じた。 お話を伺っていたら、「校長だった経験を活かしたいから…

こんなに雰囲気が違うなんて…

4月から勤務校が変わった。 SSWになったときに配置された北のエリアに戻った。 第一印象は「厳しい」 南のエリアの前任校はゆるーい感じだったが、今度の学校はピシッとしている。 この仕事を始めた時のことを思い出した。あの時は今回よりもっと厳しく…

不登校を代弁してみた

年度末になり、職員室もなんとなくあわただしい。次年度の引継ぎなどが始まり、小学校から中学校への申し送りは結構大変。不登校をしている人についての解釈は学校の立場でのもの。教師間での共通理解で成り立つことが多い(気がする)「あ〜そんな感じの不…

あやまらないということ

教室に入れない生徒。 入れないのか?入りたくないのか? 立ちはだかるのは、教師。 我が子も、教師の「体罰←本人が痛い!と言えば体罰らしい」を受けて教室に入れなくなったことがある。 その時、学校中の教師が「悪いのは子どもだ」と言い続け、子どもに「…

大丈夫か?私・・・

新学期は学校の先生も変わります。 こっちの学校では、「スクールソーシャルワーカー(SSW)にはこんなことをしてほしい」と言われ、違う学校では全く違う要求を出され、何をどうすればいいのか早くも困惑状態。 SSWを導入するときに、トップ(県なり…

答えが見つからない

ずっと同じ服を着てくる子どもがいる。 同じポロシャツ、同じズボン、同じソックス。 「毎日の洗濯が大変なんですよ」と家族は言う。 その1枚がないと学校へ行けない。 家ではいろんな服を着るのは平気。 外出するときは、どんな服でも着られる。 学校へ行…

始業式

今日は始業式でした。 新しい学年になり、クラス替えや担任が変わるなど児童生徒にも緊張が感じられました。 朝、緊張で顔がひきつっている人も何人かいて、すごく頑張って登校したんだね…と思わずにはいられません。 わいわいと声が響く教室で、しんどさを…

勉強会でお話しさせていただきました

社会福祉士の勉強会でスクールソーシャルワーカーとしての私の現在の状況についてお話しさせていただきました。 社会福祉士の集まりですので、専門用語も使え、志が同じ方たちの受け止め方、共感していただけるツボがぴったりとしていて、居心地が良い時間を…

立場が違うと…

あと1週間ぐらいで夏休みに入りますね。 今まで2年ちょっとSSWとして学校に入ってきましたが、やっぱり「中の人」にならないと物事が動かないのかも…と思うようになりました。 SSWとしてするべきことは不登校のことだけではありませんが、教員だけで…

新学期 1週間過ぎました

始業式・入学式から1週間過ぎました。あっという間の1週間。1週間なんだけれど、とてもとても疲れた1週間でした…小学校から中学校への進学。不安を抱えて進学した生徒。疲れが出てきた。涙もでる状態。担任をはじめいろいろな先生が対話をしてくれるけれど。…

新年度ですね

新年度が始まりました。 就職、進学、進級 おめでとうございます。 春になって明るい気分になってきますね。 しか〜し!新年度は、「登校するいいチャンス!」などとは思わないようにしましょう。 きっかけは本人が決めるもの。 時間的に区切りがいいからと…

学校 教師

卒業のシーズンですね。 おめでとうございます。 中学校も小学校も、送り出す側の気持ちを痛感した学年末でした。 進級させる立場でも同じだと思いますが、教師もとても緊張して年度末を迎えているんだと感じました。 保護者の立場と支援する立場でイメージ…

教育機会確保法の話をしました。

2月末のある日、SSW担当地区の中学校1校・小学校5校の健康指導部会の養護教諭たちに「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(教育機会確保法)」と「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」について講師と…

「休んでいいよ」のその先は?

【悠々ホルン】さんのtwitterより https://twitter.com/horun_musician このTwitterを読んだ時、「そう!そうなんだよね!」と思いました。学校の職員室でも9月1日の自殺予防の話はしてきていますが、突っ込めない雰囲気であることを感じています。「一時…

2学期が始まって

私のソーシャルワーカーとしての担当地域もほとんどが9月1日が始業式。 各校回ると、欠席も結構いる。 「宿題ができていなくて・・・」などと言っている子もいる。 理由はさまざまだが、何かしらのしんどさを表現できているのかもしれないのでそれでいいと…

不登校をしたくても・・・

「学校に行きたくない」と思っている子どもたちに、「行かなくてもいいよ」と言ってあげられる子どもは学校の中ではわずかだ。 「行きたくない」ことが認められない子どもたちの居場所として、学校内の保健室だったり別教室だったり、学校外の適応指導教室な…

【文部科学省】文科省の9月1日自殺予防

【不登校新聞】的外れな文科省の9月1日自殺予防 http://futoko.publishers.fm/article/12904/ 勤務先の中学校区でもこの通知は7月2週目くらいに教員に通知された。 昨年も9月1日前後に不登校新聞などが注意喚起の行動を起こした。 ニュースなどでも取り…

【映画】 校庭に東風吹いて

場面緘黙症を知っていますか? 「校庭に東風吹いて」という映画が製作されています。 場面緘黙症、子どもの貧困など学校で起こっていることがテーマになっています。 【映画についてのニュース】 https://www.youtube.com/watch?v=aN3L1o2vvFY&feature=youtu…

県の研修 LGBTについても・・・

県教育委員会主催の生徒指導フォーラムに参加した。 教員や、教育委員会、公的相談機関の人たちが集まる協議会。 生徒指導上の問題の現状や課題について話し合う場。 今回は『性同一性障害 LGBT』についての詳しい説明もあった。 障害者差別解消法が今年…

年度の後半になりました

今年度の半分が終わり、学校行事もひと段落する季節。 この時期、会社などと同じく学校も予算作成や異動希望の提出などの次年度の準備で忙しくなる。 よく、不登校児童・生徒の保護者からも「年度当初は学校からのかかわりも多かったのに、最近はめっきり減…

学校の「中の人」になって思うこと

この夏、「多様な教育機会確保法案」について熱い対話が続いた。 改めて「不登校」とは?「親の会」とは?「支援者」とは?と考えさせられた。 私が小学校・中学校の支援に入るようになって5ヶ月が過ぎようとしている。 教師の「子ども理解」については、我…

夏休みですが。

今年度、学校現場で仕事をしている。 我が家の子どもたちが小さかった頃、さんざん喧嘩した小・中学校。 「いまさら〜!!」「なんで〜?」と外野の声・・・ 大きい都市と違い、地方ではNPO法人や市民活動の立場で学校にかかわることは非常に難しい。 個…

スクールソーシャルワークの現状

「スクールソーシャルワークの現状について」 http://www.sswaj.org/pdf/20141027messagepdf.pdf 日本スクールソーシャルワーク協会会長 長 俊介氏が2014年10月に発表したものです。 先日、前会長の山下英三郎氏がNHKラジオで話されていましたが、…

スクールソーシャルワーカーって何ですか?

新年度になり、各地でスクールソーシャルワーカーの募集が始まっています。 各地の教育委員会配置で活躍しておられるワーカーがほとんどですが、広島市での配置は数年前からです。全国での配置数は2000人に満たないそうで、数年後には10000人を目指している…

新聞記事:スクールソーシャルワーカー:福祉資格6割なし

スクールカウンセラーはずいぶん周知されてきたけれど、スクールソーシャルワーカーの認知度はまだまだ。 福祉の専門資格を持っていないスクールソーシャルワーカーが多いであろうとは思っていたけれど。 だいたいスクールソーシャルワーカーって仕事が確立…

SSWの新聞記事

中国新聞 2009年1月12日付け http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/child/news/090112b.html

広島市 スクールソーシャルワーカー派遣事業

中国新聞(7月4日) 「家庭トラブル 子どもをケア 広島市、専門員派遣事業スタート 福祉的視点を重視」 広島市教委は、育児放棄など家庭でのトラブルを抱える子どもへのケアを拡充しようと、福祉と教育の知識を備えた専門員「スクールソーシャルワーカー」の派…