不登校を代弁してみた

年度末になり、職員室もなんとなくあわただしい。
次年度の引継ぎなどが始まり、小学校から中学校への申し送りは結構大変。

不登校をしている人についての解釈は学校の立場でのもの。
教師間での共通理解で成り立つことが多い(気がする)
「あ〜そんな感じの不登校ですね」だいたい本人の問題みたいなかんじで…
先生もそう思いたいのはわかる。

保護者については、「とても協力的で、学校に行くことを望んでいろいろしてくれている」か、「保護者は全く押し出そうとする気がない」のざっくりどちらか。

それで、クラス分け。

学校は保護者の気持ち、なやみ、思いなど一応聞いてくれるけれど、保護者のしんどさまで思いが至る教師は少ない。
そのしんどさがどこから来ているのか。
子どもの不登校だけについての不安やしんどさなのか?
しんどさはブーメランで教師に戻ってきているのかもしれないのに・・・

本人や保護者の思いを代弁すると、だいたいの教員は「・・・」
不登校へのNGワードなどを伝えると「言ってました・・・」
不登校あるある」についての話をすると「自分(教師)の考えと反対だったのかも。
すると自分は彼(彼女)を追い詰めていたかもしれないんでしょうか?」

教師は頭がいい人ばかりなので、理解も早い。
納得してくれているかはわからないけれど「不登校家族はそうゆう世界で今を生きている」ことは伝えている。
それがクラス分けに反映されることはおそらくまったくないと思うが・・・