スクールソーシャルワーカーって何ですか?
新年度になり、各地でスクールソーシャルワーカーの募集が始まっています。
各地の教育委員会配置で活躍しておられるワーカーがほとんどですが、広島市での配置は数年前からです。全国での配置数は2000人に満たないそうで、数年後には10000人を目指しているそうです。
親の会などで「スクールソーシャルワーカーとのかかわりがありますか?」とお聞きすると、広島市内の方はほとんどが存在を知らないと言われ、かかわりがある方はさまざまな感想を持っておられます。
スクールソーシャルワーカーとは何をする人なのか?
NPO法人 日本スクールソーシャルワーク協会HPからの抜粋です。http://www.sswaj.org/w_ssw.html
スクールソーシャルワーカーの基本的な姿勢
■一人ひとりの子どもを個人として尊重します。
■子どものパートナーとして一緒に問題解決に取り組みます。
■子どもの利益を第一に考えます。
■秘密を守ります。
■問題よりも可能性に目を向けます。
■物事を自分で決めるようにサポートします。
■個人に責任を求めるのではなく、環境との相互影響に焦点を当てます(エコロジカルな視点)。
スクールソーシャルワーカーはこんなことをします。
■話によく耳を傾けます。
■一緒に活動します。(スポーツ・ゲーム・音楽)
■勉強がしたければ手伝います。
■親との間に立って、気持ちを代弁します。
■学校との間に立って、調整や仲介をします。
■地域のいろいろなサポート資源を紹介します。
■必要な情報を提供します。
『不登校を考える会・広島』は会の設立時から『日本スクールソーシャルワーク協会』の会員であり、「基本的な姿勢」をベースとして活動を続けています。