学校の「中の人」になって思うこと

この夏、「多様な教育機会確保法案」について熱い対話が続いた。

改めて「不登校」とは?「親の会」とは?「支援者」とは?と考えさせられた。

私が小学校・中学校の支援に入るようになって5ヶ月が過ぎようとしている。

教師の「子ども理解」については、我が家の子どもたちの不登校時代と比べるとはるかに進んでいるんだなぁと感じる。

一部の教師が旧態依然の指導をしているが、職員室内でも「どうなんだろう?」と思われているということもわかった。このような人が担任になった場合に「運が悪い」と言われるのだろうか。

『学校に行きたくない子どもが安心して「休む」ことができるように』

私たちはそう思って活動を続けてきた。

学校否定をしているわけではなく、行きたい子どもは行けるように、行きたくない子どもはいかない生活を豊かにできるように…と。

私の場合、保護者として行きたくないと言い張る子どもを学校に行かせることはできなかった。

その間は子どものQOLを高めることに集中してきた感がある。ひと昔ふた昔前の話だ。

今の学校ではそのようなことは当然のことのように思われている。

教員は理解してはいるのだが、どう実践していいのかがわからないだけだ。

法案が成立する、しないにかかわらず、これから「親の会」がするべきこと、フリースクールや支援者がするべきことが少し浮き上がってきた。

今後の動き方を考えなくてはいけないかな・・・