あやまらないということ

教室に入れない生徒。

入れないのか?入りたくないのか?

立ちはだかるのは、教師。

我が子も、教師の「体罰←本人が痛い!と言えば体罰らしい」を受けて教室に入れなくなったことがある。

その時、学校中の教師が「悪いのは子どもだ」と言い続け、子どもに「謝れ」と言い続けた。

体罰?を起こした教員は職員室で庇い続けられ、謝ることは一切なかった。

転任してきて1年でその教師は再び転任していったけれど、結局我が子は担任とも信頼関係を作れないまま中学校を卒業した。15年ほど前の話。

そのことについて保護者としてなんとなくモンモンとしていたが、学校へ支援に入るようになって「こうゆうことか!」とわかるようになってきた。

我が子の中学生時代から、学校と教員の質は何も変わっていないんだ…

生徒たちが言っている根の深い学校や教師への思い。

話していると、過去にあった自分への教師の言動が生徒たちに突き刺さっている。

それが積み重なって、自信を無くし、自分を嫌う人間として成長している。

生徒たちが持っている「教師の言動によるつらい悲しい思い」は大人には理解されない。

荒れる学校を作り出したのは教育という名のもとに思い通りに子どもを動かそうとしてきた大人たちなのでは?

今も、教師は謝らない。

自分は悪くない。悪いのはあの子だ。「あの子をどうにかしてください!」

私たちは生徒のためにやっていることなのだから。

私からすると、「悪いのは教師のあなただ。大人たちだ。あなたたちが変わったらあの子たちは力が出せる!」

まずは教師は謝ってほしい。

過去、生徒たちに突き刺した言葉について。

その勇気があれば、とっくに学校はよくなっているはず。

きっと不登校も減るのではないかな。