新学期 1週間くらいですね。

始業式 入学式と気持ちも新たに始まりました。今年は桜が満開のところも多かったのではないでしょうか。明るい春の日差しがうれしいですね。

同時に、新しい環境がしっくりこなくて気分が晴れない人がそろそろ出てくる頃かと思います。「新入社員が1週間で退職していく」という話題もありました。会社なら退職するという手段がありますけれど、学校はそうはいかないところがつらい。

慣れるまで。

自分を信じて。

大丈夫!

 

報告【超党派多様な学びをつくる議員連盟】

当会が理事として関わっている「NPO法人 登校登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク(全国ネット)」https://www.facebook.com/tokokyohi.futokonet の共同代表から、議員連盟との会議について報告がありました。
この会議は議員と文科省、民間で不登校を支援しているいくつかの団体で議論を続けています。
 
今回全国ネットでは「不登校離職」の問題を取り上げました。
親の全国調査でも子どもが不登校になって働き方を変えた、退職した、あるいは収入が減少したという問題が見えてきたためです。公的支援がある自治体もありますがまだまだです。
不登校にかかわる問題はこんなことにもあるということがわかっていただきたいと思います。
 
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超党派多様な学びをつくる議員連盟
 全国ネットワーク(NPO登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク)の同じく共同代表の中林和子さん 事務局の朝倉景樹さんと一緒に参加してきました。
文科省から 調査項目の見直しについての説明
  毎年行われる不登校調査 これまで不登校の原因は「子どもの無気力・不安」が六割!
 これはおかしいのではないですか? と以前の会議で議員さんたちからも指摘があり、文科省が見直すための調査を行ったそうです。
 しかし、サンプル数が少なかったり、設問だったりがまだ不十分な点があり、議員の方が鋭く指摘されていました。
・民間側 全国ネットから
 「不登校離職」(不登校になって親が仕事を辞めざるを得ない)問題について取り上げました。
 全国の親の会調査でも 
  「退職した」が13%!
  「収入が減った」が31%
 親の精神的なしんどさに加え、経済的な負担をどうにかしてほしい!
 地域によっては、負担を少なくするための方策をとっているところもありますが、国としてそこをリードしてほしいです
 また調査については、民間が多くの調査を行っていて、もっと連携してできないものかと。
税金が有効に使われるように、当事者(不登校の子ども 親)の声を集めるために、できることはぜひ協力したい
当事者の側の声をもとに、少しでも前へ進むことにつながってほしいと 願います

新学期本格スタートですね

新学期が本格スタートしましたね。

学校とのかかわりが多くなり、落ち着かない日が続いていないでしょうか?

学校から言われたことをがんばりたいけれど思うようにいかない・・・

大人も子どもも疲れが出ていないでしょうか?

 

学校に行く、行かない、どちらにしても悩みは尽きないと思います。同じ思い同じ経験をした方が集まる場として「親の会」を開催しています。

もやもや、イライラ、ウキウキ  いろんな思いをお話しましょう。

 

「4月の親の会」

     ☆ 2024年 4月13日(土)10:00~12:00

          会 場:広島市佐伯区地域福祉センター5階 小会議室 
                     主 催:不登校を考える会・広島

          参加費:200円

  ・予約なしでお越しいただいても大丈夫です

  ・お問い合わせは ftko_hiroshima@yahoo.co.jpまで。

  ・お飲み物等の準備をお願いいたします。(会場フロアに販売機があります)

 

新年度ですね

ご近所の会社でも新入社員さんが歩いていて、見ていてこちらもシャキ~ンとしました。

新年度になり入社・進学・進級といろいろですが、新しい道を歩まれる方、おめでとうございます。

3月末と4月初め、1日違うだけなのに気分が違う感じがするのも不思議なものです。

 

年度末で思い返すに、昨年夏ごろ市教育委員会の課長さんとお話して「年度末までには形にして報告します」と言っていただいたことが何の動きも報告もなく4月になりました。

期待はしていなかったけれど、いつもいつも行政は一市民の意見など聞く耳を持たないということなんだなとまた思いました。課長さんとお話したときも「自分たちの行政に自信を持っている」ような口ぶりでした。親の会で聞いてきた不登校でしんどさを抱えている子どもと保護者の声を伝えても「それがどうした・・・?」と言いたいような口ぶりだったことが気になっていましたが・・・やっぱりね!でした。

どうも当事者寄りになれない教育委員会。学校も準じてますね。

 

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不登校を考える会・広島」は今年度も「親の会」を続けます。

4月13日(日)10:00~

    広島市佐伯区地域福祉センター5階 小会議室 にて開催します。

ご相談などありましたら ftko_hiroshima@yahoo.co.jp までメールをお送りください。

 

廿日市市あいプラザで開催していた廿日市市社会福祉協議会の「親の会」は2024年3月をもって閉会いたしました。

今後は違う形でお話しできる集まりができればと考えています。

長い間ありがとうございました。

 

 

ちょっとしたことで・・・

サブカルチャーの世界で遊ぶのが好きな私は、先週の鳥山明さん、TARAKOさんの逝去に落ち込み、今週のゴジラアカデミー賞受賞に大喜びし・・・脳内で下がったり上がったりの状態。私の年代で突っ込んでこの話をできる人がまわりにあまりいないので、ひとりでひたっています。

 

「ひとりでいる」ことって世の中では歓迎されないのか、「友達がいないのが心配」とか「一人じゃ寂しいでしょう」とか「変な人」とか思われがちのように思いますが、ひとりでいるのが一番安心という人も結構いるんだということを学校にSSWとして支援に入ったときに考えさせられました。

子どもの話を聞いていると「みんなといるのはしんどい」という人がいて、我慢して学校に来ているようすも感じられました。理由はいろいろあると思います。我慢し続けていると体調に出たりしますから心配してみていましたが、子どもなりになんとか切り抜けようとしているようでした。おうちの方は気づいておられるかなと思いますが、話してないということが多かったです。

しんどいのが強くなると、フッとした時になみだ目になっていることがあります。

でも子どもはなんでもなかったように振り切って生活しています。自分でもよくわかっていないのかもしれませんね。

お家でふとした時になみだ目になっていたら、気をつけて見てあげてください。声をかけても「何でもない」と言うかもしれませんね。「親に心配かけたくない」と思っている子どもも多いので、声をかけるのもようすを見ないといけないかもしれませんね。

ちょっとしんどい時に休息をとることは大事なことです。

「今」一番大切なことは何かを考えて接してあげてくださいね。