エリザベス女王のちょっとした思い出

英国の国葬を見ていて思い出した・・・

エリザべス女王の来日時、高校生(東京の)だった。どんな経緯だったのかサッパリわからないけれど赤坂迎賓館前で歓迎の旗振りをする学校に決まり、先生から言われクラス総出で「日の丸」を振りに行った。オープンカーから身を乗り出したエリザベス女王が沿道の人垣に手を振っていた。ほんのちらっと横顔を見た記憶がよみがえった。

学校から「命令」のような形だったことも思い出した。制服がない学校だったので服装について細かく細かく注意を出され、現地でも厳しくチェックされた。きちんと立つこと、私語はしない、旗の振り方などなど注文が多かった。「なんで私たちが?何のために?」という疑問が解消されることなく当日が来て、なんてことなくあっという間に女王の車列は通り過ぎていった。その後そのことについて学校から何も聞くことがなかったような…「大人の都合」に振り回されたという感想しかなかった。

 

エリザベス女王の来日時の話なんて年齢がわかってしまうけれど。

英国の葬列の見事さには圧倒されたし、英国は大人に見えた。

学校が「きちんとすること」「揃うこと」「見た目が大事」というような、運動会や行事に求めることは、ずっと教え込まれていくべきことなんでしょうね。

私の学校(英国大好きな学校長)が私たち生徒に教えようとしたのはこうゆうことだったのか?といまさらながら思い至るおろかものです。