学校内で、登校しぶりの相談がありました。
・学校には来ているけれど、帰宅後いろいろ文句を並べて「行きたくない」を連発している。
・友人とトラブルがあって、それが原因ではないかと保護者は思っている。
・日によっては腹痛・頭痛・だるさ・給食がいや、など言っている。
学校としては、友人トラブルと言われればそれを解決しないわけにはいかない。
解決したけれど、登校しぶりがなくなったわけではない。
保護者は学校に不信感を持ち始めている。
保護者も学校側もいろいろ考えて動いているけれど、いい方向に進まない・・・
私は学校側には「不登校経験者・不登校の親の経験者」として『不登校あるある』などのお話をさせてもらいます。親の心理・子どもの心理など学校ではちょっと考えられないことなどをお話しすると「へえ〜…そうなんですね…」と驚かれることが多いです。
そのようなことを理解していただいた上で、支援の計画などを立てていきます。
まだまだ学校の中では古い価値観がピョコピョコ出てきます。
法律ができたたからと言ってすぐに学校がその通りに動けるはずはなく、浸透するまでに5年から10年はかかるのではないかと感じています。先生たちは、なぜその法律ができたのかを考える時間も少なく、不登校経験もないので「なんでそうなる?」と思っておられると思います。
今の私にできることは、学校では個別の案件に即して状態を説明し理解してもらうこと、保護者には子ども理解を深めてもらうことのお手伝いでしょうか。
学校内でもいろいろな先生がおられるから難しいお仕事ですけれど、経験が役に立っているかもしれないです。
不登校をしているみなさんに感謝です!!