中学3年生は進学のことが気になる時期になってきました。
学校から進路希望調査などの提出を求められていること思います。
学校に行っていない場合や、成績が思うように伸びない生徒さんは悩むところですね。
大人は「全日制の高校」に行かないと将来が心配になるからか、またはご自分の楽しかった高校生活を味わってもらいたいからか、全日制高校への進学にこだわる方がいらっしゃいます。
確かに毎日学校に通うことが学生には求められていることなので、朝から登校して部活もして〜の高校生活を送るのが当たり前だと思われるのでしょう。
このコロナでの自粛生活で、学校との距離の取り方を考えた方もおられると思います。
しんどい思いをして毎日通っていた学校って何だったんだ?
オンラインでもできるじゃない。それでいいんじゃないか?
ゆっくりでの自分のペースというものも大事にしてもいいんじゃないか?
高校の選択肢として「通信制高校」も含めるのも、ひとつの方法です。
学校内には、「学力はついているのに教室に入りにくいひと」「ひとりであれば自学で力がつけられるひと」「人と一緒の空間にいるのがつらいひと」「学力がつきにくい人」などなど、自分の努力ではどうにもならない特性のようなものを持っているひとがたくさんいます。
学校システムの中に入ってしまうと、全員が同じように動くことが求められ、学校の決まりや進度の早い授業やたくさんのひとのなかで忙しく生活しなくてはいけなくなってしまいます。それに追いつかなければならないと思い込んで無意識のうちに無理を続けている人がたくさんいます。
全日制を選んだとして、その学校のペースが本当にお子さんにあっているのか?を考えてみてください。
広島にもいろいろな特色のある通信制高校があります。
通信制高校も全日制高校と同じ扱いで中学校の進路選択の中に入ってきています。
卒業後の進路も全日制と同じです。
学校に行けなくなるきっかけもさまざまです。
進路のことや、そのほか困っていることがおありでしたら、ご相談ください。