明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
元旦の朝、お猿さんの大群が家の前を通り過ぎていきました。
申年が去っていく・・・なんてね。pict:monkey
我が家のワンコには暮れもお正月も関係なく、寝坊をしていたら犬パンチで叩き起こされます。
仕事に行く日と変わりなく、星が瞬く、霜で真っ白な暗い中を歩きはじめます。
おかげで初日の出を見ることができましたpict:hinode
個人的には、昨年はスクールソーシャルワーカーとして2年目の日々を過ごしてきました。
一人職場なので、「これでいいのか?」と思いながらの日々です。
でも、20年近く不登校にかかわってきたことが非常に役に立っていることを強く感じています。学校を拒否してきた我が子たちが生活したであろう空間に入っていることに不思議さを覚えつつ。
今苦しい思いをしている子どもたちに私がかける言葉は教師とは違うらしく、なんてことない愚痴を言いに来るようになった子どもたちが増えてきました。教室に入れない子どもたちを毎日見ていても日々成長があり、学期のはじめを思うとその変化に驚かされます。
不登校のかたちはそれぞれですが、私が「子どもたちの思い」「保護者の思い」を代弁して教員たちに伝えることができるのは、今まで皆様に教えていただいたことがベースになっていると思っており、本当に感謝、感謝です。
学校が不登校を扱えないのは事実かもしれません。
それは不登校についての「当事者理解がないため」なのかもしれません。
私の経験をお話しすると理解してくださる教員は多いですし、「待つ不安」が軽減されるようで落ち着いて対応を考えていただける時間が持てるようになりました。
学校によってもそれぞれカラーが違いますし、理解できないと言われる教員もいらっしゃます。
保護者の思いもさまざまですし、地域性もあります。
昨年末講演していただいた野村さんもおっしゃっていた「ケースワークの7原則」を心に留めながら、ソーシャルワークの援助技術と今までの経験を合わせての試行錯誤の日々となっています。
3月の任期終了まで2カ月。
中学校では進路の問題と、新入生の準備で大忙しになります。
小学校では卒業していく子どもたちのことや、学年のまとめについてが中心になります。
教員は移動があるので、次年度はまた仕切り直し。
私も継続して雇用されるかはまだ決定していません。
任期終了まで全力で走り続けようと思います。
親の会ともども、今年もよろしくお願いいたします。