私の今の職場は中学校とその校区の小学校複数。
そろそろ不登校になる子どもも出てくる。
中学校の場合・・・
小学校では柔軟に接してもらえていたのに、中学校では規則を守ることから教え込まれる。
もともと学校に嫌気を持っているのに、訳のわからない規則とそれを教えようとする教師たちに囲まれ子どもは言葉を失う。
保護者も教師の言葉を信じて子どもを学校に送り出すことに一生懸命になる。
規則が守れない子どもが悪い。
そんな子どもに育ててきた保護者が悪い。
この学校に入ってきたのだからこの学校の規則に従いなさいよ、ということね。
義務教育なのにね。
中学校は入学したとたんに教師は高校受験への道を模索しはじめる。
「生活面も、学習面も、あたまがいたいわ〜!」
「これで受験できるのか?」
「3年しかないのに〜」と
「受験をしない」で生きていく選択肢は持ち合わせておらず、卒業ぎりぎりまで提示されない。
何が何でも全日制を受験させようとするのが中学校。
教師は達成感を得ようとする欲望も強い。
「通信制なんかに入っても続きゃしないんだから〜」と思っている。
だから全日制?
ちなみに通信制高校に通わせようと思ったら、早めの準備と義務教育以上の保護者のサポートの覚悟が要ります。それを中学校が伝えられないから挫折するのね。
2度目の不登校のダメージは大きいから、注意してかからなければいけないのですよ。
中学校の在り方なんて、おそらくほとんどの日本人の「当然のこと」なんですよね。
そんなことにこだわる私は「○○○○○」なんですね。
中学校には「てきとう〜」という言葉は存在しないので。
「いいじゃん、別に、そんなこと〜」とグダグダ生きている私には厳しい世界です。