不登校を選択するってことは…

国会の前でのデモや各地での学生たちのデモ。

テレビでそのようすを見ていて(内容はともかく)日本の学生も主張をするようになったのか〜と思いながら…

どれだけの人が自分の主張をもって参加していたのか?

ファッションで参加していた人はどれくらいいるのだろうか?

報道は一面しか情報を流さないから…

社会や学校で「主張を持って生きる」ということは、なかなか難しいことである。

「みんな同じで、みんな良し」を、みんなが求めている。

それが一番楽だから。

そんな中で「学校に行きたくない」という子どもは「えらい!」と思う。

人と違うことを選んでいるのだから。

その子どもを支えようとする親は今までの自分の生き方を振り返って考えることを求められる。

自分について、家族について、学校について、教育について、社会について、世界について・・・

今まで社会のありように疑問も持たずに生きてきたのではないか?

「みんなと同じ」で生きてこなかっただろうか?

「私は」で考えることが大事ではないか?

今までの自分は、「他人の価値観」で生きてこなかったか?

子どもの勇気を見習って「自分」を生きていくことを考えなくていいのか?

親は学校へ行かない子どもの前でおろおろするのではなく「気づかせてくれてありがとう」と子どもに言うべきなのだ。

そして、子どもがもがいているのと同じように、大人も自分を変えることへ大きな努力をしなくてはならない。

それが社会を変えることになり、みんなが生きやすくなることにつながるのだから。