履歴書の空白

我が家の子どもたちも就職活動の嵐の中に突入した。

履歴書の書き方の指導もあるようだが、わが子たちは「どこから書くのか?小・中学校は行っていないけれどそれでも書くのだろうか?」などと素朴な疑問をもっているようだ。

小・中学校は在籍はしていたのだから書けばいいのではないか?…と言っている。

通信制高校などの説明会を聞きに行くと「履歴書の空白を作らないために」転学を勧めたりしている。

ある公立高校では「高認試験は将来的に就職に不利である」と堂々と言っている先生がいるらしい。根拠がわからない。

本人の意志を無視して、大人の都合で子供を動かさないでほしいものだが。

対人相談援助・就労支援の仕事をしていると、確かに「履歴書の空白」は就労に不利である。

それは若者もオジサン・オバサンも同じである。

でも若者が有利なのは、若ければ奨学金を利用したりして、専門学校などに行って技術を身につけるチャンスが多いということ。

結局は本人のやる気と、最終学歴→というか「新卒というチャンス」である。

専門学校などでは、大学を卒業した人、通信制高校卒業の人、高認試験の人など様々な人が勉強している。

目的をもって入学している人が多いのが専門学校であるのだろうが、それでも就活に力が入らない人もいるようである。

大学を卒業する若者が就活に熱心になれないという話もよく聞くが、結局は本人の気持ちひとつである。

企業に就職するだけが人生ではないし、ボランティアなどからNPOなどを立ち上げたりする人も増えてきたし、アルバイトなどで人生経験を積む人もいる。

学校に通ったことだけが履歴書に書くことではない。

自分の経験を堂々と書けばいいのではないか。

不登校をしたことをマイナスと思わずにプラスに考えられるように生活していけば、それがいつか自分に大きな力を与えてくれていたことに気がつく。

やりたいことをすればいい!

     pict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmarkpict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmarkpict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmarkpict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmarkpict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmarkpict:goopict:peacepict:parpict:nikukiupict:footmark

不登校を考える会・広島」は、あなたの「やりたいこと」を支援します!

どうすればいいのか!と悩んでおられる不登校・ひきこもりの方、ご相談ください。