不登校・発達特性 なかなか理解されない…

親の会でも、発達の特性があるお子さんの不登校のお話が増えています。

特別支援教室に通学しているお子さんもいらっしゃいます。

でも、お話を聞いていると学校の理解が不足している部分が多いのかな?と思います。

本人の「困り感」保護者の「困り感」と学校の理解の範囲がずれているようなのです。

学校の先生もすべての人が発達凸凹を理解しているわけではなく、特別支援コーディネーターの先生もしっかりとわかっている?という感じのところもありました。

余談ですが(私がスクールソーシャルワーカーをしていた時のことですが)広島県では「スクールカウンセラー」は心理の専門家と、退職教員で心理の資格を持っていない方がなっており、「スクールソーシャルワーカー」は福祉の資格を持っている人よりも退職教員(定年退職の校長など)の割合が多くなってきている感覚でした。学校内で支援する人が元学校側の人であるならば、「学校に来ること」を求めて支援する人になってしまいますね。不登校などは個々に合わせた支援方法が必要であるはずですが、目指すところは「学校復帰」になってしまっているようです。スクールカウンセラーもスクールソーシャルワーカーも県教委の目標の人数にするために、数合わせで形だけ揃えている?と思うこともありました。手っ取り早く退職教員で体裁を整えているのでしょうか?

いま何かと話題の県教委ですが、いじめや不登校支援、特別支援などについての情報公開がなさ過ぎて、職員室にいてもよくわからなかったし、ましてや保護者は途方にくれますね。

 

発達の特性があっても、学校のシステムや学校の決まりを守らなければ…と焦ってしまいますが、本人のペースというものを大事にすることが大切です。

小学校・中学校は一日も行かなくても卒業できますから、ゆっくりと成長することを助けてあげてほしいです。中学卒業後は選択肢はいっぱいあります。心配しなくてもゆっくり大人になっていけばいいのではないでしょうか。

 

2月も終わりますね。そろそろ暖かくなってきてほしいですね。

3月の親の会は 3月11日(土)10:00~12:00 に開催します。

入室退室は自由ですので、ご都合に合わせて参加してください。

親の会でも、話すこと、聞くことで共有・共感できることがたくさんあります。

学校にいかない子どもをどのように考えればいいか、学校とどう付き合えばいいかや、卒業・進学・中学卒業後の進学先について、どうゆう風に段取りをしていけばいいか、発達障害などでの学校との付き合い方、などなど心配なことがありましたらお話をお聞きし、一緒に考えます。

お問い合わせ:ftko_hiroshima@yahoo.co.jp