「校則」ジャンパー認めず …の報道

広島市での冬の話。

広島は「温暖・暖かいところ」と思われているかもしれませんが、広島市の北半分は冬は降雪がある地域です。ニュースで報道されていた安佐南区も「山陽の山沿いは雪」と予報が出ると雪が積もり、道路が凍るところです。雪が降らなくても沿岸部より3~5℃くらい気温が低くなります。

広島市でも沿岸部の人口が多いところはほとんど雪が降らず、沿岸部で生活している人は雪と縁がない生活をしています。沿岸部から車で30分も北に行けば山の中です。雪という予報がでても、同じ広島市内だから大丈夫だろうとノーマルタイヤで山を登ってくる人が幹線道路をふさぐという事故が毎年起こります。

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「校則」も広島市で右に倣えのものもあると思いますし、沿岸部で過ごしてきた教員は「決まりだから」と言ってしまう可能性はあるかもな、雪のたいへんさを想像できない人もいるかなとは思います。ほかの生徒とのこととか指導した教員の立場など、いろいろあるとは思いますが臨機応変ということがしにくいのが学校かもしれません。

冬季の対応をあらかじめ考えてある学校もありますし、ないならば保護者が一緒に考えていくべきことかと思いますが、大人は「規則は守るもの」と思っているかもしれないのでそこも難しい点ですね。

子どもは寒さに対しポロシャツ1枚で大丈夫な人もいればカイロを何個も持っている人もいます。それぞれの体質や感じ方が尊重されて、過ごしやすい環境を与えられることを望みます。

 

【2月10日追加】

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