3学期が始まりましたね。
進級、進学の前の大事な3学期だと思うと、「行かない」と言われると親として焦ってしまうし、不安になってしまいますね。
学期が変わることで気分が変わるかも…と期待していた方もいらっしゃるでしょうし、子どもさん自身も「変わらないと…いかなくては…」と思っているかもしれません。
学校って、学期があって気分を変える機会を与えてくれていますが、3日坊主とかいうことばもあって、思いはなかなか続かないこともたくさんあります。
生きている中で「区切り」をつけることってなかなかできるものではないし、まして行くのが嫌な学校への思いが新しくなることはむずかしいのではないですか?
大人が「学校へ行くべきもの、行かなくてはならない」と思い続けている以上、子どもさんの「思い」とは平行線になっていますね。
子どもさんは葛藤しています。ゲームをしててもYouTubeを見続けていても。
大人の考え方を吟味してよくよく考えてみてはどうでしょう。自分はなぜ学校へ行ってほしいのか?学校へ行くべきだとなぜ思っているのか?世間体?
私も不登校をしはじめたわが子もに対して「何で?言うことを聞かないんだから!」と思っていました。子どもは保護者の思い通りに動くものではないということを思い知らされました。我が子であっても別人格。私の中にストンと落ちるまでにかなりの時間を要しました。
*バイステックの7原則①「個別化」(クライアントを個人としてとらえる)③「統制された情緒関与」(クライアントに接する人は自分の感情を自覚して吟味する)が当てはまるかと思います。
大人も自分の歴史があって、「あるべき姿」と思っているものは今までの経験から導き出されてくるものではないでしょうか。
大人が自分を見つめなおしてみることも、不登校解決には役立つかもしれませんね。