奥地圭子さん 講演会終了しました

3月11日 奥地圭子さんの講演が終了しました。
定員を超える多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。

「教育機会確保法で子どもたちの『学び』はどう変わったか」というテーマでした。
文部科学省が登校拒否・不登校の数の調査をはじめて50年。
その間、不登校児たちはずっと苦しい時間をすごしてきました。いろいろな人がいろいろな支援をしてきました。いい支援もあれば悲しい結末を迎えてしまった支援もありました。
その中で奥地さんをはじめ当事者と保護者は、子どもの声を社会に発信し続けました。
その活動が「教育機会確保法」へとつながっていきます。

「教育機会確保法」はどのような法律なのでしょうか。
フリースクール全国ネットワークがわかりやすい説明図を作ってくれました。
http://freeschoolnetwork.jp/file/20170403kakuhohou.pdf


広島県では、まだまだ学校にも先生方にも徹底されていません。
一応教育委員会から、各学校、各教員に通知はされていると思います。
学校へはメールで来るため、先生方がパソコン上で開封していなければご存知じないかもしれません。

でも、これは法律です。
学校へ子どものことを伝えるときに、この法律を提示して休みたい子どものことをわかってもらえるように話をすることが可能なのです。

法律をどのように使えばいいのかわからない、学校にどう説明すればいいのかわからない、こんなこと本当に言ってもいいの? 内容が理解できないなどなど、質問などありましたら「親の会」でお答えできると思います。
あわせて、どのように学校とかかわっていけばいいのかも一緒に考えていきましょう。

次回、佐伯区の「親の会」は4月14日(土)10:00〜12:00です。