中学校学習指導要領解説 不登校の部分

国の動きをもう一つ。

以下、東京シューレ奥地圭子さんからのお知らせのコピーです。

学習指導要領が改定されるのはご存知と思いますが、「中学校学習指導要領解説」のp113「不登校生徒への配慮」の項目に、確保法や国の通知を踏まえての分が出ています。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/07/04/1387018_1_2.pdf


学習指導要領解説編の総則に以下のようなことが入っています。

不登校を問題行動と判断してはならない。
不登校生徒が悪いという根強い偏見を払拭し
・個々の状況に応じた支援
・登校という結果のみを目標にするのでなく、
・生徒や保護者の意思を十分に尊重しつつ
・休養が必要な場合もあること
・学校以外の多様で適切な学習活動の重要性もふまえ
・保護者に、不登校支援を行う機関や保護者の会に関する情報提供
・出席扱いや通学定期乗車券のとリ扱いなどを周知
・家庭で多くの時間を過ごしている生徒には、生徒や保護者との信頼関係を
 構築しつつ、情報提供や助言、ICT 、訪問などの支援

・自らの意思で登校した場合、温かい雰囲気で迎えいれる配慮
・担任のみならず、いろいろな人と連携(民間機関も含む)

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学習指導要領も解説も公文書なので読みにくいですが、学校もなかなか把握しきれないまま日々が過ぎていきますよね。
保護者が知識を持っておけば、話し合いの時に感情論ではなく理論として使えることがあります。
学校は法律には逆らえないので、賢くなる必要もあるかも・・・