【不登校新聞】不登校対策に来年度73億円

不登校新聞から、「不登校対策に来年度73億円、その使い道をご存知ですか?」という記事をご紹介します。

文部科学省は、平成30年度に全公立中学校にスクールカウンセラーを配置するために概算要求を提出したそうです。

いじめや不登校、そのほか児童生徒の問題に「スクールカウンセラーへ相談を・・・」と言われること、よくあると思います。

親の会などでは、「スクールカウンセラーとは話が合わないから、もう相談しない」という話しもよく聞きます。

私はスクールソーシャルワーカーをしていますので、何人かのスクールカウンセラーと一緒にお仕事をさせていただいていますが、不登校に関しては価値観がずいぶん違うように感じています。カウンセラーご自身の学校観が影響しているのだと思います。

スクールカウンセラーへの教師の信頼は厚いものがあります。カウンセラーというだけで尊敬されている?という不思議なカウンセラーもおられますが・・・

そんなカウンセラーにカウンセリングを受けて、すべてを信じて言われるとおりにしていると、子どもさんを苦しめることになりかねませんから、保護者の直感を信じてくださいね。

相性が悪いカウンセラーとはお付き合いしないことですね。

ちなみに、心理の資格のほとんどが民間資格で、中には1〜2ヶ月で取得できるものもあり、受講料を出せば資格を手に入れられるものも多くあります。その後の勉強などしないままカウンセラーと名乗っている場合もたくさんあるようです。

スクールカウンセラーは「臨床心理士」という資格を持っておられる方が多いです。この資格は大学院での勉強と臨床経験が必要な資格なので、心の相談をされるときには臨床心理士であれば

安心できるかと思います。近い将来、臨床心理士は国家資格になっていくと思われます。

スクールカウンセラーの中には、臨床心理士ではない方もいらっしゃいます。)

カウンセラーはそれぞれ専門分野があり、得意不得意がありますし、相性もあると思います。

あなたが信頼できると思われるカウンセラーに相談されることをお勧めします。