一週間がとびとびになっていて、カレンダー通りに動く学校やお仕事がある方は大変です。
学校では、遠足など学校行事にあてられているところも多いでしょうね。
新学期になって順調に生活できはじめてきたところに長期のお休みですから、毎年「ゴールデンウィーク明けがどうなるだろうね〜」と話題になります。不登校が増えるのは長期のお休みのあとだと言われていますから、気になる子どもの保護者は心配になります。
もちろん、学校の中でもそのような話をして、気持ちを引きめています。
でも、心配を顔に出してしまうとせっかくのお休みが楽しくありません。
お休みは、しっかりと休みましょう。
そして、「明日は登校できるね」とかの声掛けはよくよく本人のようすを見てから言ってもいいか判断してください。「行くよ」という返事は、大人の自己満足のために求めている答えかもしれません。
その一言で、重いものを胸に抱えて就寝せねばならず、次の日起きられなくなることもあります。
「約束したのに、守らない」と言われる方がいらっしゃいますが、「守れない」ようにしているのは大人の一言だったりします。
学校の先生も「明日」のことを伝えるのがお仕事だと思っておられる方が多いですが、金曜日の夕方などは「しっかり休んでね」と声をかけ、保護者にも同じように言ってあげるとずいぶんと気持ちが楽になられるようです。「来週のことは来週になって考えましょう」と声掛けをするだけで週末明るく過ごせ、少しずつ登校するようになった子どももいました。
明日から3連休。有意義なお休みになりますように。
