「ひきこもりの未来」 杉山 春さん WEBちくまで連載中
http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/sugiyamaharu/01.html
不登校・ひきこもりの将来についてさまざまだが、体験を文章にしているものはなかなかない。
義務教育、高校までの学校での支援は細々とあるが、学校という所属から離れてしまうと支援を受けられなくなる人も多い。
不就労 → 貧困 → 自暴自棄 → 反社会的行動・・・
これがスパイラル状態になってしまう人も多いように思われる。
行政や福祉の支援が届かない人たちは確かにいる。
「今の日本でご飯が食べられない人がいるなんて、うそでしょ!」
「貧困が日本にあるのですか」
先日、一般的な人から発せられた言葉だ。
確かに、日常の生活では見えてこない。
当事者も、そう見られないように必死で生きている。
不登校もひきこもりも今の大人たちが作り出してきた問題であることを自覚するべきだ。
それが、社会の中で「孤立した人たち」を作り出していることを考えなくてはいけないのではないだろうか。