Fonte 2代目編集長!

いつもお世話になっている「Fonte(不登校新聞)」

初代編集長にもお世話になっているけれど、2代目も頑張ってます。

いろいろなところで当事者としても発信を続けていらっしゃいます。

読売新聞に取り上げらられたので、転載します。

来年の山口県宇部市で開催される「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会」で、たぶん会えます。

2014年12月19日 読売新聞

石井 志昂(いしい しこう)さん(32)

 「日本で唯一」を自任する不登校・ひきこもり専門紙「Fonteフォンテ」は1998年にスタート。NPO法人が発行する同紙の創刊号に、16歳の当事者として自身のインタビュー記事が載った。「試験のためだけの勉強に疑問を持ち、中2で学校に行かなくなった」と語った。

 当時、ほかの子と同じように学校に行けないことが親に申し訳なく、死のうと思い詰めた。「周囲に同じ気持ちの人がいない。それが一番つらかった」

 取材を受けた後、「自分の経験が誰かのためになる」と気づき、編集を手伝い始めた。2006年、2代目の編集長に。不登校やひきこもり中の約60人が編集作業に協力し、月2回、タブロイド判8ページの新聞1800部を定期購読者に届ける。今月15日に400号を迎えた。

 内容は、当事者のインタビューや読者相談など。ありのままの思いを伝える編集方針が共感を呼び、1000人以上が取材に応じた。「元気が出た」「子どもの気持ちがわかった」と反響が絶えない。「不登校やひきこもりの経験が人生で生きる時がある。社会からのドロップアウトと見なされなくなる日まで、発行を続けたい」と力を込めた。(社会保障部 大広悠子)

(撮影・前田尚紀