起立性調節障害

今朝のNHK「あさイチ」〜どう向きあう?わが子の不登校〜という番組。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2014/01/22/01.html

不登校の原因の一つとして「起立性調節障害」が潜んでいるという話。

この話は最近発見されたことではなく、かなり以前からある話ですね。

わが子が不登校になった20年くらい前にも同じような話がありましたね〜

それ以後忘れたころに復活する話であり、何度目だろうか… 歴史は繰り返す?

そして、治療を受けて不登校が解消した!という話はあまり聞かないですが…

番組で紹介されたチェックリストの状態は、不登校の子どもの状態とかなり重なるから「どうにかしたい」と思う大人には飛びつきたい情報ではありますね。

あさイチで出された【起立性調節障害チェックポイント】

・朝 なかなか起きられず午前中調子が悪い

・立ち上がったとき、立っているときに気持ちが悪くなる

・立ちくらみ めまいをおこしやすい

・少し動くと心臓がドキドキする 息切れする

・入浴時やいやなことを見聞きしたときに気分が悪くなる

・食欲がない

・頭痛がある

・体がだるい つかれやすい

・乗り物に酔いやすい

・顔色が悪い 青白い

・おなかが痛い

3つあれば小児科医へ―――とな。

大人でも、少し不調の時には出る症状ではないですか。

会社でのストレスを考えると出てきませんか?3つや4つ。

「発症は思春期に集中する」ならば、休ませてようすを見てあげればいいのではないでしょうか?

大人の社会なら、具合が悪い時は休みましょう!と言うではないですか。

オトナには年休もありますよね。オトナには休む自由があるのにね。

思春期の子どもにこのような症状が出ることは悪いことなのですか?

成長しているから、あらわれる症状なのではないのですか。

気持ちが身体症状にあらわれることは子どもには許されないのでしょうか?

昼夜逆転生活は悪いことですか?

学校に行かせようと思うオトナには都合の悪いことですね。

大人が子どもを理解しなければ昼夜逆転は治りませんが…

一番つらいのは「学校へ行けないことを理解してもらえない」子どもです。

学校へ行かないことを悩む親よりもっと不安でしょう。

起立性調節障害不登校を結び付けないで、病気なのか不登校なのかきちんと見極めることが大事でしょうね。

「学校に行くこと」と「症状を治すこと」を同時に解決することはできないと思います。

「焦らずにゆっくり休む」ことをした子どもたちが、十分に充電できた時に動き出すことはたくさん見聞きしていますが。

ちなみに、不登校・ひきこもりを支援しているお医者さんによると、精神科などのお薬は成長期の子どもの脳にかなりの影響があるそうです。

一般的にお医者さんは「影響ない」と言わないと儲からないらしいです。

今回の番組もお医者さんとの関係が渦巻いている???