子どもの不登校 保護者支援

昨年10月、NPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」で調査した中の一部についての記事です。

 

withnews.jp

子どもが学校へ行かなくなった場合の家庭の支援はほとんど考えられていません。学校側は子どもを学校に来させることばかり考えますし、「保護者が悪いんじゃない?」という見かたになってしまう場合もあり、保護者への支援はほとんどないといってもいいでしょう。

学校の先生もほとんどの方が不登校の経験がないですし、心理的不安、経済的不安、そのほか様々な問題が一気に降りかかってくる保護者のしんどさについては想像はできても実際どう支援すればいいのかはわからないと思います。

 

広島県も今の教育長が来てから、不登校支援はSSRや校内フリースクール、スクールSなど全国でも画期的!先進的!と言われる施策が打ち出されましたが、今は他県が進んだ取り組みを次々と打ち出していて広島県は失速しているように見えます。

そして保護者支援の取り組みについて施策を出していないことが、不安を解消する手立てがないと思われる一因でしょう。

保護者が不登校のことを理解し接し方を考えていくことが、子どもが動き出すのが早くなる可能性が大きいということは全く理解されていないですね。

孤軍奮闘している保護者のことをもう少し考えてほしいと思っています。