卒業式・入学式 どうする?

2月も半ばになり、卒業や進学の準備の季節ですね。

学校に行っていなくて学校から「卒業式どうしますか?」と尋ねられても、本人は今更学校に行けるかどうかと不安になるだろうし、圧迫感がつらいかもしれません。学校としては、「みんなと一緒に卒業式でけじめをつけてほしい」と思っているのでしょう。

学校の先生の願いは願いとして、ここでもやっぱり「本人の意思」を尊重してあげてほしいと思います。参加しないという選択もありますが、行きたい気持ちがあるのであればみんなと同じ席にはつかなくても何らかの形で参加できることを考えてみましょう。

私もいくつかの学校の卒業式を見てきましたが、各校いいろいろな工夫をして式を見ることができるようにしていました。

本人が参加したくないならそれはそれでOKです。おいしいものでも食べてお祝いしてあげましょう!

小学生は中学校の入学式という関門が立ちはだかりますね。制服の準備をしていないのであれば参加しなくてよくなりますし(予備のものを貸してくれる学校もありますが)目立たないところから見るだけということもできると思います。

いずれにしても、本人とよく話し合って希望を聞き取りましょう。そのあと学校と相談してみましょう。

 

我が子の一人は中学校の校長室で校長はじめ先生がたに「はじめまして」とあいさつをし、証書を受け取って「ではさようなら」との二言のみで帰宅しました。

もう一人の子は卒業式の保護者席に私服で参加し、自分の名前が呼ばれたことを確認し「よし!」とうなずいて帰りました。

中学校の卒業式が終わると、ものすごくホッとしますよね。親も「おわった!!!」という気分。子どもも解放感を味わっていました。

義務教育期間は本当にしんどい。子どもも親も・・・

今のシステムの学校って本当に必要なのか? いまだに考え中です。