朝ドラ「ごちそうさん」でホームスクーリング?

NHK朝ドラの「ごちそうさん

今週はふ久ちゃんが停学に…

お母さんのセリフが、子どもが不登校になった時の動揺をよく表していて…

―――私もわが子の不登校の時に、同じようなことを言ってイラついていましたね。

幼稚園の先生に「普通じゃない」と言われたり、「この人は学校に行けなくなる」と予言されたり。

結局当たっていたんですけれど。彼らは義務教育すべて受けていません。

ふ久ちゃんが浮力や重力による現象に興味を持ち、いろいろな実験を試みていたことを知リ、おじいちゃんが「沸騰したヤカンのふたがなぜカタカタ言うのか」「なぜ風が吹くのか」などを教えてくれているのは、そのままホームスクーリングではないですか!

―――我が家も、ホームスクーリングでした。「やりたいこと」をやってみる。「行きたいところ」に行ってみる。興味のあることを調べてみる、などなど。

家での生活の中にも学べることはたくさんあって、教科書を眺めているよりもはるかに早く吸収しました。小学校レベルでは、家でのそのような勉強法でも十分でした。

中学校レベルでは、英語や数学は興味が持てないとレベルは上がりにくいですが、そのほかは問題ないと思います。学校に行かないなら行かないなりの学び方があるんですね。

ドラマでは、お母さんがふ久ちゃんと向かい合おうとするようになるんですね。

お母さんの価値観を揺さぶる行動をするふ久ちゃん。

「学校に行かないで、勉強どうするの!」

「友達もいらないって、学校に行かなくてもいいって、どうゆうこと!」

大人が今までもっていた価値観を、違う視点で考えてみるということに意識を持っていくと、不登校やひきこもりをしている子どもの気持ちに寄り添っていくための大事なことが見えてくると思いますよ。

ちなみに・・・

≪今週のあらすじ≫昭和7(1932)年。め以子(杏)は大阪の地になじみ、三人の子の母となっている。悠太郎(東出昌大)は竹元(ムロツヨシ)の命令で、大阪の地下鉄建設に関わることに。希子(高畑充希)はラジオ放送局に就職している。め以子は、食べものに全く興味を示さず、何を考えているかわからない長女のふ久(原見朋花)に悩んでいた。ある日ふ久が近所の男子に石でけがをさせる騒動が起きる。問いただすめ以子に、石を落としただけと返事するふ久。その後小学校でボヤを出し停学になってしまう。ふ久が普通でないのではと思い悩むめ以子。悠太郎に打ち明けるが、逆に母親としての自覚を問われて言い合いになる。め以子は正蔵近藤正臣)のアドバイスでふ久に向き合おうと決意。ふ久が浮力や重力による現象に興味を持ち、いろいろな実験を試みていたことを知る・・・

(NHK ごちそうさんHPから抜粋)