違和感あり

不登校:中3、85%が進学

毎日新聞 2013年07月14日 東京朝刊

 2006年度に中学3年で不登校だった生徒のうち、卒業後に高校などに進学したのは85%で、1993年度の前回調査に比べ20ポイント上昇したことが文部科学省不登校追跡調査で分かった。

 文科省が各都道府県と政令市を通じ、4万1043人のうち同意した1604人を対象として11年度に調査。中学卒業直後の進路は「高校などに進学」が81%▽「進学せずに就職」が6%▽「働きながら進学」が4%だった。前回調査では「進学した」が65%だった。今月12日の有識者会議では、委員から進学率上昇の理由について「スクールカウンセラーの配置やフリースクールの活用で、不登校生を社会で支える仕組みができた結果」との意見が出た。

違和感あり。

〉進学率上昇の理由について「スクールカウンセラーの配置やフリースクールの活用で、不登校生を社会で支える仕組みができた結果」

親の会などではスクールカウンセラーの評価は芳しくない。

高校の宣伝方法がうまいからではないの?

高校に進学すればいいのか?

高校の中退率はどうなっている?

15歳の春に不本意な進学を選ばされた子どもたちのしんどさも考えてほしい。

そのしんどさを抱えたまま大人になっていく。