第1回目の100人会議。
ご夫婦のお2人が参加してくださいました。
学校に行かないことを認めてあげたいけれど、学校や地域での理解が得られないもどかしさを感じておられました。
ホームスクーリング(ホームエデュケーション)をしていきたいけれど、広島では仲間がいないこと、一緒に学ぶ子どもたち、一緒に遊ぶお友達がいないことなどで不安な気持ちにもなっておられました。
私も子どもたちが不登校だったときにそのような思いをしたので、お気持ちがよくわかります。
我が家では3人の子どもをホームエデュケーションで育てました。特別な教育をすることではなく、「生活=学び」が基本です。学校は必要な時に利用させてもらう場所で、図書館や公民館などと同等な感覚でした。
家では、それぞれが好きなことをして過ごしていました。それでも字も読めるし文章も書けます。生活に困らない程度の算数・数学は自然に学びましたし、社会生活をするための知識も普通に得ました。スポーツもそれなりにできます。
今は成人しましたが、社会に溶け込んで生活する人になっています。
むしろ、学校へ行くことで「育ち」に弊害があることも親としてしっかり自覚することは必要だと思います。大人が自分でしっかり考えることが、子どもを守ることになります。
「不登校になった=学校に戻すこと」と考えるのは、もったいない。
せっかく学校に行かないことを選んだのだから、おとなも子どもも「じぶんの生き方」を考える時間を与えられたと思って、ゆっくりと大事に楽しんでその時間を使えばいいのではないでしょうか。
3人の不登校の子どもと過ごしてきた時間は、とても楽しいものでした。
学校はなくても何の不自由もありません。自然な生活をしていれば普通に育っていくものだということを教えられました。
ホームスクーリングをしてみませんか?
きっといい「育ち」を感じることができますよ。