廿日市市で女子中学生が自殺〜報道〜

身近でこのようなことが起こって、とても残念です。

7日、廿日市市の中学3年生の女子生徒が自宅で自殺を図っているのが見つかりました。

女子生徒は8日亡くなり、警察などは、女子生徒が残したメモなどの内容から、学校生活などで悩みを抱えていた可能性もあるとみて、自殺の経緯について慎重に調べることにしています。

警察や廿日市市教育委員会によりますと7日夕方、廿日市の市立中学校の3年生の女子生徒が自宅で自殺を図っているのが見つかり、病院に運ばれました。

女子生徒は8日亡くなり、中学校では9日、全校集会を開いて、生徒たちに状況を説明したということです。

また女子生徒の自宅から遺書は見つかっていないということですが、警察などでは女子生徒が残したメモなどの内容から、学校生活などで悩みを抱えていた可能性もあるとみて、学校の関係者から事情を聞くなどして自殺の経緯について慎重に調べることにしています。(NHKニュース)

今月7日、廿日市市の中学3年生の女子生徒が自宅で自殺を図り死亡した問題で、10日、市の教育委員会が会見を開き、調査委員会を近く設置して原因究明を行う方針を明らかにしました。

この問題は今月7日、廿日市市の市立中学校の3年生の女子生徒が自宅で自殺を図り、翌日に亡くなったもので、警察などは女子生徒が残したメモなどの内容から、学校生活などで悩みを抱えていた可能性もあるとみて、慎重に調べています。

これを受けて廿日市市教育委員会は10日、会見を開き、ことし1月に学校内で行われたいじめに関するアンケートでは、この女子生徒が「いじめを受けていない」と回答していたことを明らかにしました。一方で、女子生徒はことし2月、人間関係についての悩みを担任など複数の教員に相談していたということですが、これが自殺の原因につながったかどうかはわからないということです。

また教育委員会は「現時点で、体罰やいじめは把握していないが、いじめは、本人の解釈しだいで変わるものなので、今後、精査していきたい」と話しました。教育委員会は近く、外部からの有識者や、女子生徒が通っていた中学校と合同で調査委員会を設置して、原因究明を進めるということです。廿日市市教育委員会の奥典道教育長は「こうしたことは2度とあってはならない。原因究明と再発防止に最大限の努力をしていきたい」と話していました(5月10日 HNKニュース)