4月9日から廿日市市社会福祉協議会の「不登校の子ども ひきこもりの若者の居場所」がオープンしました。(西広島タイムスの記事)
今年2月から「ボランテイア養成講座」を開催し、支援について学んできました。
「不登校支援」は教育行政での支援が中心ですが、今回「居場所」では福祉の視点での支援のプログラムを考えました。
講師に、社会福祉士・精神保健福祉士の野村俊幸さんをお迎えし、2日間の集中講義を行いました。
野村さんはご自身の子どもさんの不登校経験と合わせ、福祉の視点での支援について話してくださいました。参加者との交流の時間が多く取られ、教育の視点での支援との違いがとてもよく理解できました。多くの参加者が、今まで思っていた不登校支援との違いに驚いておられました。そして、「福祉」での支援の大切さを理解してくださいました。
「居場所」では、この講座を受けたボランティアが一緒に運営をしていきます。
不登校の子供たちを学校にもどすことは考えず、ひきこもりの若者に「就労すること」を求めず、人として生活者として社会とつながっていく第1歩の場所として利用してもらいたいと思っています。
「不登校を考える会・広島」では、企画段階から参加をし計画、実施に協力してきました。
今後、広島市佐伯区でも同様の企画を実施し「居場所」づくりを進めます。
廿日市市社会福祉協議会の「居場所」も、不登校を考える会・広島の「親の会」「イラスト教室」も、参加はどこの地域の方でも自由に参加していただけます。
ご本人・保護者がご一緒に参加していただくこともできます。
不登校経験者の20歳代の若者たちがボランティアでかかわってくれていますので、一緒にお話しすることができます。
保護者の方のご相談も受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
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