「特定非営利活動法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」で一緒に活動させていただいている「多様な学びプロジェクト」さんが『学校への依頼文』を作成してくださいました。
不登校経験者にアンケートを取って作成したものです。学校へ伝えるべきことが詰まっています。
学校とのやり取りは保護者にとってもとても負担が大きいですね。
学年初めに学校に伝えたい事、学年途中から学校に行かなくなった場合、どのようなことを学校に伝えればよいのかなど悩みますね。
毎朝の欠席連絡はどうするかは「親の会」でもよく話題に上ります。
給食をどうするのか、PTA役員はどうすればいいのか、家庭訪問はやめてほしいんだけれど言いにくい・・・などなど、いろいろ考えてしまいます。
学校では、担任などと面談でお話したことがどの先生に伝わっているのか保護者にはよくわかりません。
管理職(校長、教頭など)、学年主任、学年会の教員、養護教員、生徒指導主事、進路指導主事、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどで共有されているでしょうか?
口頭での報告だと、面談をした教員の主観も入ってくるので「…だと思う。…かもしれない」話になりかねません。
ペーパーで学校に提出すれば、保護者の思いを学校内で共有してもらえます。
あくまで本人と保護者の希望ですが、これをもとに話し合いがスムーズになることも考えられます。
子どもさんの状態に変化があれば、また提出しなおして話し合いをすればいいのです。
提出する際には日付を記入しておくこと、コピーを取っておくなどをしてください。
先生の机の上で「どこにおいたかな~」になる可能性もあります。必要であれば校内でどの先生がこの情報を共有しているのかを尋ねてもいいかと思います。
10月14日 東京新聞に記事が出ています。
参考にされてみてはいかがでしょうか。