親の会 5月~6月の予定

不登校を考える会・広島は・・・】

☆1999年から、不登校で悩んでいる子どもやその家族で集まり、毎日思うこと、悩むこと、心配事、経験談などを聞いたり話したり・・・ということを続けています。お父さんやお母さん3~4人で話しています。会員制ではないので毎回来られる方、時々来られる方、初めて来られる方といろいろです。

お孫さんのことで悩まれているおじい様おばあ様もお越しください。

 

*親の会                 
     ☆ 2024年 5月11日(土)10:00~12:00

                  ☆ 2024年 6月 8日(土)10:00~12:00

          会 場:広島市佐伯区地域福祉センター5階 小会議室 
                     主 催:不登校を考える会・広島

          参加費:200円

  ・予約なしでお越しいただいても大丈夫です。

  ・お飲み物等の準備をお願いいたします。(会場フロアに販売機があります)

  ・ご相談  お問い合わせは ftko_hiroshima@yahoo.co.jpまで。

 

☆「学校に行きたくない」「学校に行かない」子どもさんを持つ保護者さん、発達特性があって学校に行きづらい・不登校になっている子どもさんの保護者さん、「学校には行かなくてもいい」「ホームスクーリングをしたい」と考えておられるご家族、ひとり親家庭での不登校で困りごとがあったり孤独だったり悩みなどがあるご家庭、お孫さんのことを心配されているおじい様おばあ様などのお話をしたり聞いたりする「親の会」。

毎日の生活で感じる子どもの成長やちょっとした出来事から見つけたこと、学校への思いや心配事、愚痴、などなんでもお話ししましょう。

お子さん・お母さん・お父さん、祖父母の方などのご家族の応援をしています。

 

☆会員制の団体ではありません。

・年会費・入会金はありません。参加費のみ(200円)お願いしています。
不登校・ひきこもりの子どもを持つ保護者・家族の自助グループです。  

・小人数(3~5人くらい)での集まりです。会員制ではないので毎回メンバーが違ったりします。

・お住まいの地域は問いません。佐伯区以外にお住まいの方もどうぞご参加ください。
・当日参加、時間内の途中参加・途中退室も大丈夫です。
・会で話した内容は、会場退出後に外でお話にならないようにお願いします。
      

☆ご相談・お問い合わせは ftko_hiroshima@yahoo.co.jp までメールをお送りください。

「会」と名のっていますが、代表がほぼ1人でボランティアで活動を続けています。⇒代表プロフィール

長い休み明け

長い休み明けは、緊張しますね。

4月になって行きしぶっていた人にはつらい時です。

 

朝起きられない、布団から出られない

朝の準備がのろのろしている、ぼーーっとしている

お手洗いにこもる、おなかが痛い、気持ちが悪い

涙目になっている

・・・などなど、いろいろな「行きたくない」状態になっているかもしれません。

 

SSWの時に、ある学校で校長先生から「こうゆう状態なんですよ」と相談されて、「大人ならうつ状態と言われるかもしれませんね」と返したら、「子どもがうつになるんですか?」と言われたことがありました。

うつと言えるかどうかはともかく、体も心もしんどい状態にあることは変わりません。こんな状態で教室に入っても勉強に集中できるはずもなく、しんどさが増すばかりです。

結果、学校で発熱する、給食が食べられない、もどしてしまう、荒れる などの状態になり帰宅を選ばざるを得ないことになったり。

本人にとっても、家族にとっても、学校にとっても、いいことは何もないんです。

行動や身体に違和感があるならば、休息が必要というサイン。

 

長い休み明けは、学校側も緊張しています。

ご家庭でも学校でも、子どもさんのようすをしっかり見てあげてほしいです。

居場所の若者のはなし

居場所で出会った若者とのはなし。

その人は中学生で不登校になった。悩んで苦しんで、行きたいのに行けない状態になって、家にこもるようになった。フリースクールなどにも行ってみたけれどすぐやめた。ずっと家で過ごしてきたけれど、家の居心地もいいとは思えず外に出て時間をつぶすようになった。寒い日でも暑い日でも時間構わず外に行くのだが、それがいいのか悪いのかわからない。体調もいいのか悪いのかわからない。仕事もしてみるけれど続かない。そんな暮らしをしてきたけれど、今では自分なりのペースがつかめてきて、一年の自分のパターンがわかってきたそうで春夏秋冬の過ごし方が決まりつつあるそうな。

 

その人はあるフリースクールのパンフレットを見ていて「(支援により)自信がつく」→「自立できる」というところが目に留まり、これは人に教えてもらってできるようになることなんかいな?と言って頭を傾げた。自分は必要なことは自分でやってきて、一応の生活スキルは持っていると思う。掃除も洗濯もできるしご飯も自分で作って食べるし。自立ってなんなん?

その人は学校に追い詰められ福祉の支援を受けるようになって、いろいろな立場の人と話をするようになった。その中で「自立」ということを考えているようだ。今の生活をいいとも悪いとも思っていなくて、自分でできることは自分で、できないところは誰かに頼る誰かに話すということができるようになってきている。

「時間構わず外に出ていろいろな人と話をするようになったけど、みんな名前知らないんだよね。海の人だったり山に人だったり、外国の人だったりだけど。顔見知りってだけで、でもみんなにいろいろなことを教えてもらってる」

いろいろな知識が広いのはそのおかげ?自分のこともよくわかっているのもいろいろな人と話をするから?誰かに頼ってもいいと思えるようになったのも不登校のおかげ?

 

自立してるね・・・

いろいろな若者が思いを話してくれる居場所は、私には学びの場所です。

広島市教育委員会 不登校支援場所のパンフ

広島市教育委員会から「学校が苦手な児童生徒の保護者の方へ 不安や困りごと、ありませんか?」というパンフレットと、「フリースクール等の民間施設一覧」というペーパー3枚を届けていただきました。子どもが学校に行かなくなった時にどこに相談をすればいいのかという情報が集められています。

 

全国でも多くの県や市が行政・教育委員会フリースクール・親の会などと協議会などを作っていて活発に連携し、今まであまり知られてこなかった保護者のしんどさつらさなどの理解が深まっているという状況があります。協議をする場があることで、多様な意見を知ることができ切磋琢磨する機会となっています。また、不登校の支援をしているスクールや居場所、親の会などの地域のガイドマップなども作られて活用されているようです。

 

広島市にはそのようなものがあるのか問い合わせをしていたところ、一覧にしてくださいました。残念ながら民間の親の会(保護者の会)は情報が確定しないということで掲載されていません。

「どこに親の会がありますか?」とお問い合わせをいただくので情報が集まればありがたいです。

 

 

このパンフレットなどは広島市の各学校にデータで送られているとのことです。

必要な方は学校の管理職(教頭先生など)養護教諭の先生などにお問い合わせください。

不登校の居場所・ひきこもりの若者のサロン

毎週火曜日 不登校やひきこもりなどで家で過ごしている若者たちの居場所に参加している。

今週は若者3人が参加。3月まで不登校だった人たちは4月になり学校に行ったりしたので来なくなり・・・

若者たちはふだん家で過ごしているけれど、趣味がそれぞれで知識が深い~~

「へー・・・そうなん!」ということがいっぱい語られる。

失敗エピソードなども話してくれて、みんなで驚いたり笑ったり。

聞き専の人もいるけれど、時々ニコッとする場面が増えてきている。表情が少しやわらかくなってきているのはうれしいこと。

不登校やひきこもっている人や大人はもちろん、保護者の方が話(相談)に来られることもある。

ふらっと立ち寄ってもらえる場所としてこれからも活動していこうと思います。