広島県での不登校支援...

年末が近づいてきて、進級・進学を決めなくてはいけない時期ですが、イベントも開催しやすい時期なのか、各地の教育委員会も動いているようです。

 

広島県では県教育委員会主催で「不登校等児童生徒支援にかかる情報共有会」が11月に開催されたそうです。令和元年からの動きです。参加者はフリースクール等支援者、学校関係者や市町教育委員会が所管する教育支援センターとなっています。県教委では「不登校等児童生徒の社会的な自立に向けた学習機会等の確保や相談支援体制の整備は,重要な課題として捉えている」とのことで県内のSSRやSCHOOL”S”の説明や「不登校等児童⽣徒の⽀援に係る関係機関との連携について」について講話があったようです。

「支援に係る関係機関との連携」とは何ぞや?

今回は福祉の内容だったようです。

①⼦どもや家庭に関する法制度・・・児童福祉法や生活困窮者自立支援法、発達障害者支援法などなど。

②市町村における⼦どもの相談窓口・・・「⼦ども家庭総合⽀援拠点」など。

ひとり親家庭の⼦育てや⽣活に関する相談先・・・家庭児童相談室、児童家庭⽀援センターなど

④⽣活困窮者⾃⽴⽀援制度について。

 

教職員、教育委員会には知っておいてほしい内容ですが、支援内容をすべて知っている福祉のプロのスクールソーシャルワーカーが配置されているはずですが?

中学校区にスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーがいるはずなのに、不登校が増えるのはなぜでしょう・・・

(私がスクールソーシャルワーカーをしていた7年間で「不登校」についての研修は一度もありませんでしたね~)

 

広島県不登校児童生徒の支援が教育委員会中心に動いているものが目立っていて「普通教育機会確保法」ができてから活発になりました。

他県では「普通教育機会確保法」ができてからフリースクールが増えてきたり、親の会ができたり市民の動きが活発になっています。公教育では不登校特例校ができたり夜間中学校ができたりしています。

また学校だけでなく、議員、教育委員会、教員、保護者、(当事者)、フリースクール、親の会などでの「不登校」についての協議をする場を作られているところも増えてきています。保護者が参加できるのがいいですね。

広島県ではどうでしょう?

わが町はやってるよ~!というところがありましたら、情報を教えてください。

教育長の問題も話題になってる広島県ですが、どこに向かっているのでしょう・・・?